サンスター健康道場「粉末青汁」の注意点
サンスター健康道場「粉末青汁」は補助食品
他の記事で詳しく解説している通り、メリットの多い「粉末青汁」だが、気をつけたいことがいくつかある。
まず、あくまでも補助食品という点だ。
野菜不足を補うものである以上、「粉末青汁」を飲んでいれば野菜不足は大丈夫！というわけではない。「粉末青汁」だけで野菜不足を防ぐことは不可能だ。
他の記事でも解説したが、厚生労働省の調査によると、成人１日当たりの推奨野菜摂取量は350ｇで実際は平均で290ｇは食べているらしい。つまり、60g不足している計算になる。
サンスター健康道場「粉末青汁」は1杯で野菜約100g。不足分を十分に補える計算になるが、全く野菜を食べない人が粉末青汁を飲んでも、不足分は補えないことはわかるだろう。
また、飲みにくいからと言って甘いものばかりに混ぜてしまうと、せっかく糖分を含まないサンスター健康道場「粉末青汁」のメリットが消えてしまうから、注意が必要なことは繰り返し言っておきたい大切なポイントだ。
効果的に使うためにも、自分が毎日何を食べているのかの記録をとってみても良いかもしれないぞ。
青汁に含まれるカリウムやビタミンKなどが薬の効果を弱めることも！
これは本当に気をつけなければいけない話なんだが、サンスター健康道場「粉末青汁」だけではなく、食品含まれるビタミンKは、薬の効き目を弱める場合があることが厚生労働省によって確認されている。
「ワファリン」と呼ばれる抗凝固剤の効き目が、ビタミンKによって弱まる場合があるようだ。こちらについても、かかりつけの医師に必ず確認を取るようにしてくれ。
出典：厚生労働省医薬食品局食品安全部「健康食品の正しい利用法」より
また、腎臓に障害がある場合、カリウムを十分に尿に排泄することができず、体内に蓄積して血中のカリウム濃度が上がった結果、危険な不整脈が起きたり、心臓が止まって突然死のリスクが上がると言われている。こちらも必ず食べる前にかかりつけのお医者さんにご相談して欲しい。
参考：東京女子医科大学病院 腎臓内科「慢性腎臓病の食事療法」
何も青汁だけではなくて、健康食品全般に言えることではあるが、どんな栄養素がどういう場合に正しく摂取できるのか、その商品に関して製造会社・販売会社の情報を食べる前に必ず確認して欲しい。
万が一があれば、せっかく健康のためにと思って買った商品が、帰って健康を害し、治療を妨げるリスクがあることについては理解してくれ。
サンスター健康道場「粉末青汁」は賞味期限が8ヶ月
保存料などの食品添加物が含まれていないサンスター健康道場「粉末青汁」は賞味期限が8ヶ月と短目だ。
農林水産省によると、賞味期限は、『袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。』とのこと。
消費期限は、『 袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています（作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります）。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。 』 という意味だ。
保存料は、食べ物が腐る原因となる微生物が繁殖することを抑制するもので、保存性を高める添加物。ただ、微生物を殺すことを目的とした殺菌剤とは異なっている。
ただ、この点は食品としての安全性が高い＝不要な保存料や防腐剤などがサンスター健康道場「粉末青汁」には含まれていないことの裏返しでもある。
特に災害用の非常食に保管している場合などは、ローテーションを考えて無駄なく利用して欲しい。
ローテーションをすることで、日常的に「粉末青汁」をレシピに加えて、いざというときの家族、とくに小さなお子さんからの拒否反応が出ないように備えることも大切なポイントだ。
ご家族、特にお子さんがいる家庭はこうした点も是非ご検討いただきたい。
